富田林寺内町散策
富田林寺内町は、府下で唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された町であり、東西400m、南北350mのほぼ楕円形のエリアに位置しています。この町は六筋七町で構成されており、1560年(永禄3年)に興正寺の16世証秀上人が「富田林」と命名し、寺内町が誕生しました。町内には「城之門筋」という名所があり、かつて旧建設省によって「日本の道百選」に選ばれたほどです。町の造りには、「あてまげの道」や「土居」、「木戸門」、「用心堀」、「背割り水路」といった工夫が見られます。また、各家にはそれぞれ特徴的な屋根や瓦の形状、さらに「煙出し」や「虫籠窓(むしこまど)」、「鍾馗(しょうき)様像」、「忍び返し」といった要素があり、商業の歴史なども窺えます。

その後、旧杉山家という重要文化財を見学しました。杉山家は富田林八人衆として町の発展に尽力し、家長は代々「杉山長左衛門」と名乗る名士でした。また、明治時代の歌人である石上露子の生家としても由緒ある建築物です。ボランティアの方からは、詳細な「寺内町の歴史や成り立ち」について詳しく説明を受け、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分で富田林寺内町を散策しました。

石川河川敷散策
富田林寺内町を抜け、地元の案内人によるガイド付きで約3.7kmの石川河川敷を散策しました。石川は河内長野市滝畑の蔵王峠付近を源流とし、大和川に合流するまでの約30kmの一級河川です。富田林高校を過ぎると、PLの塔が見えました。この塔は「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」と呼ばれ、昭和45年に建設されたもので、高さは180mです(万博の太陽の塔と同じ年に建てられました)。その後、平成元年に府立富田林高校科学部の生徒と教員によって発見された、100万年前のアケボノゾウや鹿・牛の足跡の化石が発掘された場所や樹木の化石を見学しました。

滝谷不動尊参拝
滝谷不動尊は日本三大不動の一つです。本堂を参拝した後に、三十三所堂をお参りしました。ここは、西国三十三所の寺院の境内にある砂を足元に埋め込んであり、その上を全て踏み歩くことで全寺院を参拝したと同じご利益があるとされます。また、「一願不動」では、ひとつの願い事とともに、缶に入った小さなドジョウ(200円)を川に流す、願掛けを楽しみました。最後に「滝行場」を見学し、滝の水での眼病治癒のまじないを体験しました。 その後、24人が参加した反省会では、冷えたビールや烏龍茶で喉を潤しながら、富田林の素晴らしい町並みとその歴史をたどった有意義な一日を振り返りました。

 富田林市の難読地名には、毛人谷(えびたに)・廿山(つづやま)・山中田(やまちゅうだ)川面(かわづら)・彼方(おちかた)・甘南備(かんなび)・別井(べっつい)嬉(うれし)等があります。


IMG_5058

IMG_5068

IMG_5094

IMG_5134

IMG_5130

IMG_5144

IMG_5145

写真をもっと見る


この頁の先頭へ