横田実氏 大阪府オリエンテーリング協会理事 岸和田同協会会長 横田 実氏を迎えオリエンテーリングについて学びました。

オリエンテーリングは、地図コンパス(方位磁石)やEカードを使い、コースの中に定められたチェックポイント(コントロールと言う)を決められた順序で通過し、そのタイムを競う競技で、知力・体力ともに必要となるスポーツです。
コースは、性・年齢・ランク(初・中・上級)にコースが設定されているため、ひとりでもグループでも、また子供から大人まで、そして初心者から熟練者まで楽しむことのできるスポーツです。

<地図>はオリエンテーリング専用のもので、スタート△、チェックポイント(コントロール)〇、ゴール◎をそれぞれ記号で表記し、磁北線・地図記号・距離に加え、対象となる性別や年齢とその標準タイムや難易度などの情報が記載されています。

Map_compus <コンパス>は、地図上で、現在地を探す、あるいはコントロールから次のコントロールへの進行方向を導きだすのに使用します。
その使い方は、例えばコントロール①から②へ向かう場合
1..地図の上で、コンパスの矢印を①から②へ向けて、その長辺を合わせる
2.コンパスのリングをまわし、リング内の矢印の先を磁北線の北に向け、矢印が磁北線に平行になるように合わせる
3.地図からコンパスを離し、リングを手前に胸の前で水平に持つ
4.そのまま身体の向きを変え、リング内の矢印の先と磁石の針の赤い方(北)を合わせる
5.コンパスの矢印が示す方向がコントロール②となり、その方向へ進む

オリエンテーリングのテクニックは
1.現在地を指で押さえておくと進みながら位置確認ができる
2.100mを歩く場合の歩数を測っておくと地図を見て目標が何歩程先にあるか推測できる
3.目的地近くの判りやすい対象物を目差し、さらにそこから目的地へ向かう
4.遠回りだが等高線をたどるとアップダウンが少なく、近道だが等高線をまたぐと厳しいコースとなり、どちらを選ぶかは経験や体力などから判断する

大阪府下の競技者登録数は40人程度で、オリンピック種目にという声があるも実現はまだ先のようです。競技は登録しなくても参加できるものもあるとか。遠い将来 サークルすばるからオリンピック選手がでることを期待して、次回のオリエンテーリング(大泉緑地)はコンパスを使いこなして楽しみましょう!


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